色彩と質感の地理学-日本と画材をめぐって

芸術色彩研究会とは

芸術色彩研究会(芸色研)は、芸術表現における色彩の研究を、狭義の色彩学に留まらず、言語学や人類学、科学、工学、認知科学など様々なアプローチから行います。そして、色彩から芸術表現の奥にある感覚や認知、感性を読み解き、実践的な創作や批評に活かすことを目指します。
ここで指す色彩は、顔料や染料、あるいはコンピュータなどの色材や画材だけではなく、脳における色彩情報処理、また素材を把握し、質感をもたらす要素としての色彩、あるいは気候や照明環境など、認知と感性に大きな影響を及ぼす色彩環境を含むものです。それは芸術史を、環境と感覚の相互作用の観点から読み直すことにもなるでしょう。

芸術色彩研究会発足のお知らせ <プレスリリース/ pdf 1.2MB / 2018.03.01>

メンバー

活動記録

「フジタ―色彩への旅」
オンライントークイベント




ポーラ美術館の「フジター色彩への旅」展オンライントークが公開されました。
三木学氏が、ポーラ美術館学芸員の内呂博之氏とともに、フジタ作品の「色彩」や「質感」について解説しています。

また、カタログに収録されている三木学氏によるコラム『フジタ―「色彩」と「質感」の旅』の抜粋を書評アーカイブサイト「ALLREVIEWS」にて特別公開中です。

ポーラ美術館「フジター色彩への旅」
会期:2021年4月17日(土)~2021年9月5日(日)
開催時間:9:00 ~ 17:00(最終入館は16:30)
会場:ポーラ美術館(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)
主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
協力:公益財団法人平野政吉美術財団





色彩と質感の地理学-日本と画材をめぐって
<京都編>


同日開催:日本画材工業会主催 画材相談会
日時:2018年11月17日(土):13:00-15:00 芸色研トーク 15:00-17:30 画材相談会
会場:京都芸術造形大学 ギャルリーオーブ 吹き抜け
企画:芸術色彩研究会
共催:伝統文化イノベーション研究センター(K‌Y‌O‌T‌O‌T5)、日本画材工業会
協力:京都技法材研究会

<登壇者(芸術色彩研究会)>
中村 ケンゴ(美術家)
三木 学(文筆家、編集者、色彩研究者、ソフトウェアプランナー他)
岩泉 慧(美術家、京都造形芸術大学講師、画材ラボPIGMENT 所長)

色彩と質感の地理学-日本と画材をめぐって<京都編>
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色彩と質感の地理学-日本と画材をめぐって

色彩と質感の地理学-日本と画材をめぐって
日時:2017年4月29日(土)14:00~16:00
場所:画材ラボPIGMENT(東京都品川区東品川2-5-5 TERRADA Harbor Oneビル 1F)
企画:中村 ケンゴ
主催:PIGMENT
登壇者:
中村 ケンゴ(美術家)
三木 学(文筆家、編集者、色彩研究者、ソフトウェアプランナー他)
岩泉 慧(PIGMENTラボ所長、画材エキスパート、京都造形芸術大学 講師、美術家)

2017年4月29日に、天王洲にある伝統的画材を取り揃えるPIGMENT(ピグモン)にて開催されたトークイベント、「色彩と質感の地理学-日本と画材をめぐって」の記録を公開しました。是非、様々なご意見をお寄せください。

「色彩と質感の地理学-日本と画材をめぐって」